よく「確定拠出年金をやったほうがいいというけれど、一体何がいいの?」という質問を受けます。
そうですよね。おっしゃる通りです。確定拠出年金はとっても難しいです。
今日のお話で、ちょっと身近なものになりますよ。
一体、確定拠出年金はどういうものなのでしょうか? 見ていきましょう!
確定拠出年金はどんな制度?
会社員の方は、年末に年末調整ってしますよね?
人事の方から書類が回ってきて、生命保険などの書類を添付して人事部に出します。
そうするとどうですか?
12月あるいは翌月のお給料が、いつものお給料よりも少し多くなっていませんか?
だから、12月のお給料はちょっと楽しみだったりしますよね。
実は、確定拠出年金をすると、同じように、人によってはそれ以上のお給料のバック(戻り)があるんです。
そのバックの正体は、「所得税」です。毎月、お給料から所得税が引かれているのですが、「決められた条件を満たしている人は、所得税を戻してあげますよ」といのが、年末調整です。
確定拠出年金もその条件の一つです。
しかも、確定拠出年金は、所得税の計算をするときに、掛け金全額を収入から引いて計算してくれます。
確定拠出年金は非常にとっかかりにくい!って思われていると思うのですが、今までやっていたことと同じような効果、いやそれ以上が得られるんです。
これは嬉しい制度だと思いませんか?
メリットを受ける方法は?
どうすればこのようなメリットを受けられるかというと、毎月お給料から少しずつ、自分名義の確定拠出年金の口座へ積み立てていきます。
確定拠出年金の口座とは、銀行口座みたいなものだと思ってください。
どうですか?これなら難しくないですよね。
まとめ
一方で、「私は毎月銀行口座へ積立をしていると、収入から引いてくれるなんて聞いたことがない!」と思われている方もいると思います。
それは、銀行の積立であって、確定拠出年金ではないからです。
そして、確定拠出年金が、銀行での積立とは違い、確定拠出年金が国の制度だからです。
国の制度だから、税金を優遇してくれているんですね。
どうですか?
これはまだ確定拠出年金のメリットのほんの一部です。
また、次回、確定拠出年金の魅力をお伝えします。