定年後の生活、仲良く生活していらっしゃいますか?
気持ちの変化
妻は…
- お茶くらい自分で入れて!
- たまにはご飯も作って!
- 家事をちっとも手伝ってくれない。
- 家事を手伝ってくれても、気に入らない!
- 偉そうな態度を取らないで!
- 今までは適当に食べていたお昼が、夫がいるときちんと作らないといけない。
- 友達とのランチが行きにくくなった!
夫は…
- 妻が今までみたいに優しくなくなった。
- 掃除機くらい自分でかけられる。
- 家事を手伝っているのに、やってないなんて失礼な話だ!
- 今の生活が出来るのは誰のお陰だと思っている?
今まで殆ど顔を合わすことがなかったご夫婦が、24時間顔を合わさなくてはいけなくなったので、色々トラブルがでているようですよ。
考え方の前提の変化
このようなトラブルは、良くあることです。
これは、お互いの考え方の前提が変わってきたことから起きます。
妻は…
- 仕事をしていた時は仕方がないけど、今では私と同じ条件。
- お茶が欲しかったらたまには私の分も入れてくれてもいいじゃない。
- 何でも自分でやれることは自分でやって!
- なぜ、掃除機もろくにかけられないの?子どもと同じ??
- やり方に満足できない。
夫は…
- やっと、毎日が休日になった!やれやれ。
- 家事は、今まで妻がやってくれていたから、これからも妻がやってくれるのが当然!
- 家事を手伝ってやってるのに、何が不満か?
このように、お互いにいろいろな不満が出てきていることでしょう。
考え方と態度を変えてみましょう!
これは、お互いが、「できて当たり前」から「できないから教えてあげよう」という考え方に変えたら、問題が解消されます。
例えば、掃除機
妻にしてみれば毎日掛けていた掃除機。
- 簡単な掃除機かけくらい、当然、できるでしょ?
- 「掃除機をかけて」でわかるでしょ?
テーブルの掃除も、椅子をどけてきちんとかけます。
足のところにほこりが溜まるのを知っているからです。
ところが、ご主人は、今まで掃除機をかけたことがあまりありません。
どのコンセントを使ったらいいか分からないし、どうやって使ったらいいか分からない人さえいます。
だから、椅子の下にほこりが溜まっているなんて、ほとんど知りません。
だから、ご主人は、奥さまに、
「悪いけど、どうやったらきれいに掃除機をかけられるか、掃除機のかけ方を教えてくれる?」
と頼むのがいいのです。
そうしたら、奥さまも満足してくれます。
逆に妻は、
「なんで掃除機くらいかけられないの?」
と言わないことです。
「なんで=なぜ=WHY」と理由を聞く言葉ですが、「なんで…?」は「理由」を聞いていません。
ただただ、ご主人を責めているだけなのです。
だからこれを聞いたご主人は、「むかっ!」ときますよね。
なので、「なんで」は使わない!
当然わからないから、やり方を教えてあげる!
その気持ちで接してあげましょう。
そうしたら、お互いが優しい気持ちになって、いつまでも楽しい生活を送れることでしょう。
ちょっとした言葉の使い方で、気持ちがうんと変わってきます。
幸せな人生を送るために、ちょっと工夫してみてください。