私、弁護士の竹内裕詞が平成31年1月10日に愛知県弁護士会の業務改革委員会で所有者不明土地問題の勉強会の講師を務めました。
所有者不明土地問題は日本相続学会で研究部会のテーマのひとつと位置づけられ、私も所有者不明土地問題ワーキングチームの一員として研究し、学会のオープンセミナーや、研究大会で研究成果を発表しています。
今回は、平成30年11月の所有者不明土地利用円滑化法の一部施行に対応し、日本弁護士連合会から愛知県弁護士会をはじめとする各単位会に対して財産管理制度の活用に関する協力依頼がなされたことから、担当委員会となった業務改革委員会で所有者不明土地問題を勉強しようと委員有志が集まったものです。
私から所有者不明土地問題の概要を説明し、弁護士としてこの問題にどのように取り組むことができるか意見交換をしました。
所有者不明土地問題が民法、不動産登記法など重要な法律を改正して対応しなければならない重要問題と位置付けられていることを認識し、業務改革委員会でも積極的に取り組んでいくことが確認されました。